ビイェリナ (Bijeljina)
ビイェリナは肥沃なセンベリヤ平原(Semberija)に位置し農業が盛んな地域である. スルプスカ共和国内ではもっとも農業が進んでいる地域で、ビートやトウモロコシ、野菜、キャベツ、トマト、スイカなどが栽培されている. また、牛の繁殖や果物の生産も行われている. 非公式ながらビイェリナはスルプスカ共和国東部の行政的な中心都市で、人口は約12万人から13万人である. ビイェリナはセルビアとの国境から6km、クロアチアとの国境からは40kmの場所に位置し工業や食品取引の中心地でもある. 町の中心部には広大な中央広場が見られ、都市公園として美しい雰囲気が増している.